オナニーの快感を高めてくれるアイテムであるディルド。
男性のペニスの形をしているので、実際にセックスをしているような気持ち良さを感じられる点が人気の理由です。
しかし、自分に合うディルドを選ぶことができなかった場合、「サイズが合わない」「素材が硬い」「気持ち良いところに当たらない」など、不満を感じやすいアイテムとなっています。
「気持ちよくなれるディルドを探したいけど、なかなか見つけられない」という人におすすめなのは、自分でディルドを手作りする方法です。
この記事ではマイディルドの作り方とともに、手作りのディルドをおすすめしたい人や使用時の注意点を解説します。
そもそも手作りのディルドって気持ちいいの?
手作りのディルドの場合、市販のディルドとは違って自分の理想のディルドを作り上げることができます。
例えば、「もっと太くて長いものがいい」「凹凸がこの部分にあったら最高」など、自分のイメージを元にサイズ感や形状などを自由にカスタマイズすることが可能です。
ディルドは自分がより気持ちよくなるためにあるアダルトグッズなので、市販のディルドに不満を感じていた人は手作りのディルドを使用することで満足感をアップさせることができます。
気持ちよくなるポイントや好みのペニスには個人差があるため、ディルドを手作りすることができればより理想に近い自分だけのディルドが手に入るのです。
しかし一方で、市販のディルドの方が女性の体を考慮して作られていたり、挿入しやすい工夫がされていたりすることが多くあります。
確かに、市販されているディルドは単純に挿入するだけではなくて、バイブ機能がついていたりディルド部分がうねったり、デコボコが動いたりするなど、手作りでは出せない魅力があります。
しかし、どれだけ機能があっても自分の気持ち良いところに当たらなければ、イくことはできません。
手作りのディルドであれば、長さも太さも自由にカスタマイズできて、イキやすいディルドに仕上げられます。
手作りディルドを特におすすめしたいのはこんな人!
「指だけじゃ満足できない」「既製品のディルドだと思うようにイけない」という人にとって手作りディルドは試して損はないアイテムです。
中でも特に以下のような人は、手作りディルドを使用するのがおすすめです。
1、市販のディルドのサイズは小さすぎて物足りない人
既製品のディルドには様々なサイズがありますが、日本人男性の平均的なペニスのサイズ感で作られている場合が多いです。
リアルなペニスを追求しているため、どうしても標準的なサイズが採用されています。
「規格外のサイズがいい」「長いディルドがいい」「市販されているディルドのサイズは小さくて満足できない」と思っている人は、マイディルドを手作りしてみることで理想的なサイズを実現することが可能です。
サイズだけではなく、凹凸をつけて中を刺激したいなど普通のペニスでは体験できない気持ち良さを追求することができます。
せっかくディルドオナニーを楽しむのであれば、一番自分が気持ちよくなれるポイントに当たり、すぐにイッてしまうディルドを手作りするのがおすすめです。
カスタマイズの自由度が高い分「こんなのが欲しかった!」と思えるようなディルドを作り上げることができます。
2、市販のディルドは大きすぎて挿入できない人
「気持ちが良い」と思える挿入の深さには個人差があります。
市販のディルドは日本人男性の平均的なペニスサイズに近いサイズ感になっているため、人によっては「ちょっと痛い」「挿れると苦しい」と感じてしまうことがあります。
ディルドを使うと痛みを感じる方の中には、クリトリスだけで済ませるなどして中に挿入することを避けてしまう方が少なくありません。
「指だけでは物足りないけど、既製品のディルドだと大きすぎて挿入できない」という人は手作りのディルドがおすすめです。
自分の膣口のサイズに合わせて作ることができるため、痛みや圧迫感を感じにくくなっています。
手作りのディルドは自分でサイズの調整ができるので、今までディルドで痛い思いしかしたことがない人におすすめです。
3、パートナーのペニスの形にそっくりのディルドが欲しい人
パートナーがいても「相手が仕事で忙しい」「遠距離恋愛でデートができない」「ご時世的に会うことが難しい」など、様々な事情があって恋人と会えない時間を過ごしている方は多くいます。
パートナーと会えない時は、心だけではなくて体も「寂しい…」と感じるものです。
パートナーと会えない時間が多い人の中には、一人の時間に「パートナーとのセックスを思い返しながらオナニーをしたい」と考えている人が少なくありません。
「パートナーとのセックスを思い返しながらオナニーをしたい」という人にもディルドを手作りする方法はおすすめです。
なぜなら、ディルド手作りすることでパートナーのペニスとそっくりのディルドを作ることができるからです。
パートナーのペニスと同じサイズ、形状ならオナニーをしながら相手を感じられて、デートの時により気持ち良くなれる体に成長させることができます。
手作りディルドの中には、パートナーのペニスの型をとって作成できるキットが販売されているため、「相手のペニスが一番自分の体に合っている」「相手のペニスで一層感じる体になりたい」という人におすすめです。
【お手軽】手作りのマイディルドの作り方
手作りのディルドには様々なメリットがありますが、「実際にマイディルドを手作りするのって難しいのでは?」と感じる方は多いのではないでしょうか。
現在は、様々なディルド製作キットや手作りをする方法があります。
ここではマイディルドの作り方をご紹介していくので参考にしてみてください。
その1:おゆまるで作る
「おゆまる」という100円ショップで販売しているプラスチック粘土を使うと、生々しくてリアルなディルドを作ることができます。
おゆまるはお湯に入れると粘土ができて自由自在に成形することができるので、太さも長さも理想的なサイズを作り出すことが可能です。
立派なペニスを作りたい場合は、最低でも10本くらいのおゆまるが必要ですが、「小ぶりでも良いからすぐに作りたい」「試しに作ってみたい」という場合は3本〜5本くらいでも作ることができます。
100円ショップで手に入れられる手軽さなのに、形作りも簡単で硬さもあるディルドが完成するため、普通のペニスでは得られない快感を体験することができます。
おゆまるでディルドを作る手順
おゆまるは、100均の図工コーナーやおもちゃコーナーで販売されています。
準備するものは、以下の5点です。
- おゆまる10本〜30本程度
- ビー玉(お好みで)
- タオル
- 少し深めのフライパンや鍋
- 割り箸
上記5点を用意するだけなので、手軽に作成することができます。
おゆまるでディルドを手作りする大きなメリットは、一度作ってしっくりこないと感じたり、数回使用して飽きたりしても溶かして再度作り直すことができる点です。
保管場所に困った際は、一度溶かしてしまえばディルドの形は完全になくなるので扱いやすさもメリットと言えるでしょう。
おゆまるディルド作りの手順は以下の通りです。
最初に作るのはペニス部分です。
ペニス部分を作ったら、次に亀頭部分を作って組み合わせてから冷やすとより精巧な形を作り出すことができます。
水気を拭き取るときは、ティッシュやペーパータオルを使用するとおゆまるに繊維が付着してしまうので、必ずタオルで拭き取ってください。
冷蔵庫に入れるのは家族の目があって難しい場合は、冷水に入れて冷やしましょう。
その2:野菜を削って成形する
野菜を削って成形するとディルドのように使用することができます。
実際に、アダルトビデオやプレイの一環として野菜を使用しているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
実はセックスだけではなくオナニーでも野菜を使用したことがあるという人は少なくありません。
手作りディルドとして使用する時におすすめなのは、ゴーヤやきゅうり、にんじんなどの棒状の野菜です。
太さや長さ、硬さもそれぞれの野菜によって違いがあるため、手触りなどで確認して気になる野菜を利用してみましょう。
硬めの野菜を好きな形に削り、ペニスに似せて成形してみると手軽なディルドの完成です。
ただ、野菜は皮膚に触れるとアレルギー反応を引き起こす可能性があるので、使用する予定の野菜に食物アレルギーがある方は使用するのを避けてください。
野菜を使用する時はしっかりと洗って、野菜にある産毛やトゲなどを処理してから削るようにしましょう。
野菜を使用する場合は必ずコンドームを被せてから挿入するなど、様々な配慮が必要です。
野菜にコンドームを被せる時はよくある薄いコンドームだと破れてしまう可能性があるので、厚めのコンドームを使用しましょう。
その3:紙粘土で作る
紙粘土でディルドを作ると、手触りも良くてリアルなディルドを作り出せます。
最近では100均で紙粘土が販売されている場合も多く、非常にコスパが高いディルドを作ることが可能です。
粘土遊びの延長線のように、イボをつけてみたり、亀頭を少し大きめに作ったりするなど自由度の高いディルド作りができます。
手軽なので初めてマイディルドを手作りする人にはおすすめの方法です。
紙粘土は重たいものや軽いものなどいくつか種類がありますが、「突き上げられる感覚をよりリアルに感じたい」「床に置いて挿入したい」と考えている方は重さのある紙粘土を使用しましょう。
一方で「手軽にオナニーをしたい」「吸盤などを利用して壁や床につけて挿入したい」と考えている方は軽い紙粘土を選んでください。
紙粘土は自分の好きな太さと長さに作った後に乾燥させると固くなるので、すぐに完成する点がメリットです。
固くなった後も削って自分好みに変化させることができます。
例えば、紙粘土で作ったディルドに梱包用のプチプチを巻き付け、コンドームを被せて挿入すると、イボイボが繊細に感じられるディルドになります。
ただ、紙粘土で作ったディルドは夢中になって激しいピストンをすると中で折れる可能性があるので注意しましょう。
その4:タオルを絞ってコンドームを被せる
「すぐにディルドオナニーがしたいけど、ディルドを持っていない」という人はタオルでディルドを作るのがおすすめです。
ハンドタオルやフェイスタオルなどの小さめのタオルを水に濡らして、絞った時の形のままコンドームを被せるだけで完成します。
タオルの絞り具合や厚さによって形の調整ができるので、手軽に気持ち良くなれる点がメリットです。
おゆまるや紙粘土などと比べるとサイズ感や形の細かな調節はできませんが、タオルでもある程度形を整えることはできます。
使用した後はタオルをほどいて拭き取り、洗濯機に入れるだけで後片付けまで完了するので便利です。
その5:ディルド製作キットを使って作る
手作りディルドの需要が増えていく中で、パートナーのペニスを型取りしてディルドを作るキットも人気があります。
製作には少しコツがありますが、丁寧に作ることでパートナーのペニスそっくりなディルドを作ることが可能です。
パートナーのペニスそっくりのディルドを作っておくことで、いつでもパートナーとのセックスを再現することができます。
ディルド製作キット(myペニスを作ろう!)を使って作る手順
パートナーのペニスと同じ形のディルドを作るためには、型取りが必要です。
そのため、挿入していないけど勃起している状態を保ってもらう必要があります。
そのため、型取りをする時は朝勃ちをしている時やセックス手前の興奮状態などの萎えにくい環境下で行うようにしてください。
myペニスを作ろう!には、使用する粉剤、2種類の液剤、温度計、型を取るためのケースがついています。
myペニスを作ろう!で手作りディルドを作る際は以下の手順に沿って行いましょう。
ぬるま湯を使用しているので、時間が経つとすぐに固まってしまいまうため、粉剤を入れた後は手早くかき混ぜることがポイントです。
2種類の液剤は手につくと洗っても取れにくいため、触れないように注意してください。
ペニスの型を取っているので、青筋やシワ、尿道などを完全コピーすることができる点はディルド製作キットでディルドを作る魅力の1つです。
パートナーの協力が必要になる作業なので、力を合わせて行いましょう。
手作りディルドを使用する時の注意点
気持ち良いオナニーを楽しむために、手作りのディルドは強い味方になってくれますが、使用する際にはトラブルを避けるために以下の注意点を理解しておくようにしましょう。
注意点1:必ずコンドームを使用する
手作りディルドの作り方には様々なものがありますが、どんな手作りディルドでも、必ず挿入時にはコンドームを使用してください。
一般的なディルドはコンドームをつけていなくても使用することができますが、手作りディルドは粘土や野菜などを使用して作っているものなので、どんなトラブルに発展するのかは予測できません。
膣の中にディルドを擦り付けて刺激する際も激しくなりすぎないよう注意しましょう。
ディルド製作キットで作ったディルドの場合は、専用の粉材や液剤を使用しており、トラブル発生が低いため、コンドームを付けなくても利用することができますが、繊細な性器に挿入するものなので、念のためコンドームをつけておくと安心です。
注意点2:アレルギーがある物質を挿入すると膣の中が炎症を起こす危険性がある
膣内は非常に繊細なので、野菜はもちろんのことタオルなどの繊維類にアレルギーがある方は膣の炎症を引き起こす危険性があるので注意しましょう。
手作りディルドは膣内に挿入することを想定して作られた素材でできているわけではないので、安全性は保証されていません。
使用する際は、必ずコンドームをつけ、違和感や痛みなどを感じたらすぐに使用を中止してください。
注意点3:セックスでイキにくくなる可能性がある
自分好みの理想的なアイテムでオナニーを続けていると、自分の性器や求めている快感を実現させてくれるので現実に出会うペニスではイケなくなる可能性があります。
自分で作ったディルド以上に気持ちがよくて刺激的なものは少ないので、オナニー以上の快感をセックスで得ることができません。
マイディルドの刺激や感覚に慣れてしまうと、セックスに物足りなさを感じることがあるため、手作りディルドの刺激に慣れすぎないようにしましょう。
身近にあるものだけで自分にぴったりのディルドが作れる!
ディルドは100均で手に入れられるおゆまるや紙粘土、野菜などで簡単に手作りすることができます。
市販のディルドでは得られなかった理想の快感を追求することができるので、今までのオナニーに物足りなさを感じていた人はぜひ一度ディルド作りにチャレンジしてみてください。
ただ、安全性に関しては保証されていないため、しっかりとコンドームを被せる、違和感があれば使用を止めるなどの配慮が必要です。
手作りのディルドは、より性生活を豊かにしてくれるものなので、ディルド制作キット、おゆまるなど手軽だけど本格的なディルド作りができる方法を試してみてはいかがでしょうか。
みんながどのようなディルドを購入しているのか、売れ筋ディルドをチェックしておきたい人や、イチオシのおすすめディルドを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。