ディルドといえばシリコン製や塩化ビニール製の柔らかいゴムのようなものが一般的です。
ディルドは自分1人でオナニーに使用したり、パートナーとのセックスに用いたりすることで、いつもととは少し変わった刺激になりいいスパイスになります。
中でも木で作られた木製ディルドは、一通りいろいろなアダルトグッズを使用し今まで使ったことのない一風変わった珍しいディルドに出会いたい人や、通常のディルドの生々しい見た目が苦手な人におすすめのアイテムです。
この記事では、木製ディルドの特徴や魅力、ネット通販で購入できる木製ディルドをご紹介いたします。
そもそも木製ディルドとは?本当に木でできているの?
木製ディルドとはその名の通り「木」で作られたディルドです。
木製ディルドは木でペニスを模した器具のことであり主にヴァギナやアナルに挿入するために作られました。
木製ディルドは木のささくれが厳禁なので製作工程において慎重に研磨されツルツルに仕上げられます。
触り心地はとても滑らかで、木製ディルドの形は柔らかい曲線が描かれておりまるで女性の体のようです。
ディルドの歴史は古く、実ははっきりとした起源はわかっていないものの世界各地でペニスを模した器具が発見されています。
江戸時代には木製のディルドが使用されていた
日本最古のディルドは飛鳥時代に遣唐使が持ち帰った青銅製のものだという記録が残っています。
その後奈良時代に入ると動物の角などで作られていました。
江戸時代に入ると、木や陶器、鼈甲、水牛のディルドが作られるようになり一般的にも販売されるようになったと言われています。
もっとも高価なのがべっ甲製で1両(30〜40万円ほど)、一般的に比較的購入しやすい価格だったのが木製で、最もポピュラーでした。
江戸時代に有名だった小間物小屋ではディルドに名前をつけて販売しており、べっ甲製は亀倉、水牛製は牛蔵、そして木製は木蔵という商品名がつけられていたとされています。
ディルドは大奥などの男性が立ち入れない場所や遊郭、時には尼寺などで使用されていた他、一般的な家庭でも使用されていたそうです。
当時の人々はディルドなどの性具を手に入れるために小間物小屋に直接来店し購入することができましたが、大奥の中でも自分の足で買いに行くのが難しい女性は自分よりも位の低い女中にお願いしたり江戸城内に入ることを許可された業者から購入していたようです。
こうしたことから、木製のディルドは江戸時代に多く普及していたアイテムだったことが分かります。
木製ディルドの3つの魅力
木製ディルドの魅力は、他の素材にはない温かみや質感です。
ディルドはポリ塩化ビニルやシリコン、エラストマー、ガラス、金属などの素材が使用されているのが一般的ですが、特にガラスや金属などの素材は素材のひんやりとした温度が伝わりやすいため、挿入時に異物感を感じやすくなっています。
一方で、木製のディルドは触ってもひんやり感をおぼえることなく、肌馴染みが良いのが魅力です。
また、シリコンなどの素材は使用するローションを選びますが、木製ディルドはどのタイプのローションでも使用することが可能です。
肌馴染みが良い点や使用するローションを選ばない点から、木製のディルドは使い勝手が良く、初心者にもおすすめのアイテムと言えます。
魅力1:肌に馴染みやすいため異物感を軽減できる
木製ディルドは、ツルツル、サラサラとした触り心地でどことなく人肌に似ているため、シリコンやビニール製といった人工的な材質よりもさらに肌に馴染みやすくなっています。
肌に馴染みやすいため、異物感や違和感をおぼえづらく集中して行為に及ぶことが可能です。
魅力2:どんな種類のローションでも使用できる
シリコンでできたディルドにシリコンローションが使えないように、ディルド素材によっては使用できない・使用を推奨しないローションがあります。
ですが木製のディルドはウォーターベースシリコンベース、オイルなどあらゆる成分のローションやオイルでも素材を傷めずに使用することが可能です。
木製のディルドはどんなローションも使用できますが、膣に挿入するのかアナルに挿入するのかによってできればローションの種類を使い分けるとより快適に木製ディルドを使用することができます。
女性の膣内に入れて使用する際はグリセリンなど主成分が水溶性のローションを選ぶと安心です。
一般的に広く使用されているポリアクリル酸ナトリウムが主成分のローションは高い保水力のあるローションですが、高い保水力がある分、膣内の水分を奪ってしまうため、せっかくローションを使っているにもかかわらず乾きやすくなってしまいます。
また、アナルに使用する際は粘度が高く長時間ヌルヌルが続くアナル用ローションを使用すると安心です。
魅力3:挿入時に冷たさを感じにくい
シリコン製や塩化ビニール製といった素材でできているディルドは使用する際に冷たく感じてしまうことがあります。
一方で、木製のディルドは木でできているため肌に当たった瞬間に一瞬だけひんやりと感じてもすぐになじみ違和感をおぼえにくくなります。
挿入前に手で握って温めるのもおすすめの使用方法です。
木製ディルドは現在アイテム数が少ない!ネット通販で購入できる木製ディルドはある?
木製ディルドは、インターネットで検索してみても、ヒットする商品が全くないほど珍しく、木製ディルドというだけで希少価値が高いアイテムです。
商品数自体が少ない理由は、木製なのでささくれの心配があり人の手で研磨する必要があるためだと推測されます。
人の手で一つ一つ製作するにはどうしても大量生産できません。
現在販売されている木製ディルドは少ないものの、ネット通販で購入することができる木製ディルドは存在します。
ネット通販で購入できる木製ディルドとは、以下のアイテムです。
ウッディフライング
ウッディフライングはGスポット専用ディルドです。
特殊な形状をしておりどこかの美術館に飾ってありそうな芸術的なボディになっています。
この特殊な形状はGスポットを刺激するために考え抜かれたデザインになっており、片方に空いている穴には指を入れて動かすのに最適です。
ウッディフライングはボディの滑らかなカーブが特徴で、パートナーと楽しむときはディルドを入れていてもオーラルセックスができるくらいヴァギナの周りに空間があります。
普段シリコンなどの柔らかい素材のディルドを使っていると「木は堅そう、痛そう」と感じるかもしれませんが、その堅さが心地いいアイテムです。
表面は芸術的なまでに磨かれていてツルッとしているのでささくれなどの心配はありません。
さらに、表面は特殊加工がされているので木が剥き出しになっているわけではありません。
特殊加工が施されていることにより、いろいろなタイプのローションが使えたり水洗いをしても木が腐ったりすることを防いでいます。
水洗い後は綺麗に拭いて乾燥させケースなどに入れ保管すると安心です。
価格 | 24,200円(税込) |
サイズ | 全長:17.5cm 挿入部分:9cm 最大径:4cm |
木製ディルドは現在では手に入りにくいアイテム!
木製ディルドは珍しく、製造しているメーカーも限られているため、中々目にすることが難しいアイテムです。
普段使っているディルとは一味違う刺激が欲しい人やディルドが欲しいけどTHEアダルトグッズな見た目が苦手な人にもおすすめです。
今回ご紹介したウッディフライングは特殊な形とナチュラルな見た目と2つの特性があり上記の要望をどちらも叶えることができるアイテムになっています。
数多のアダルトグッズがある中で木製ディルドはアイテム数に限りがあるので、少しでも木製ディルドに興味がある人は試しみてはいかがでしょうか。