温感ローションとは、使用した時にじんわりとした温かさを感じることができるローションです。
ローション特有のヒヤッとした冷たさがなく不快感を感じにくいため、冬場のオナニーやセックスにおいてニーズが高いアイテムとなっています。
ローションは膣の濡れが不十分な場合の潤滑剤とても役立つのですが、「不快感を感じてまでローションを使うのは嫌」という方は少なくありません。
そこでこの記事では「冷たいローションは苦手」という方に向けて、温感ローションの選び方やおすすめの温感ローション7つをご紹介します。
温感ローションの選び方
温感ローションは商品によって様々な特徴があるので、自分の好みに合わせて購入することが買い物を失敗しないコツです。
温感の持続力・肌への優しさ・粘度の違いから、自分の好みの温感ローションを絞ってみてください。
好みの温感ローションの特徴を絞り込むことができれば、実際商品を購入するときに迷いにくくなります。
選び方1:温感の持続力で選ぶ
温感の持続力が長い温感ローションを選ぶなら、成分に唐辛子エキスやバニリルブチルを使っているものがおすすめです。
唐辛子エキスやバニリルブチルは、皮膚に存在する熱刺激受容体という部分を刺激するため、比較的長い時間温感作用を感じることができます。
ローション自体が温かくなっているのではなく、「熱刺激受容体が刺激され温かく感じている」という状態です。
唐辛子エキスやバニリルブチルは入浴剤などにも使用されている成分で、体を温める効果が期待できます。
また、混ぜている時に成分が反応して発熱するタイプの温感ローションもありますが、温感の持続力は弱めです。
ただ、混ぜると発熱するタイプはローション自体が温かくなるので、最初からしっかりとした温かさを感じたい方におすすめです。
選び方2:肌への優しさで選ぶ
肌が弱い方はローションを選ぶ時に、ポリクオタニウムを主成分とした温感ローションを購入してみてください。
ポリクオタニウムが主成分のローションは、コスパが良いことで人気が高いポリアクリル酸ナトリウムが主成分の粘度が高いローションと使用感が似ています。
ポリアクリル酸ナトリウムが主成分のローションは肌が乾燥しやすいのですが、ポリクオタニウムの温感ローションは肌が乾燥しにくいため、乾燥に弱い敏感肌・乾燥肌の方に嬉しいローションです。
肌への優しさを重視してローションを選ぶ場合、粘度が高いローションに苦手意識がなければ、ポリクオタニウムが使われているものを選んでみてください。
また、ヒアルロン酸やビタミンCなど、化粧品にも使われている美容成分を配合している温感ローションもあるので、肌への優しさにこだわる方は美容成分入りのものもおすすめです。
選び方3:粘度で選ぶ
温感ローションには、粘度の高いヌルヌルとしたものや粘度が低くサラサラとしたものがあります。
粘度が高いタイプは流れ落ちにくいので、全身のマッサージなど、長時間体に触れるときに最適です。
温感ローションで全身をマッサージすると、ローションのじんわりした温もりが心地よく、リラックスすることができます。
成分にはポリアクリル酸ナトリウムを使用しているものが多いのが特徴です。
粘度が高く、乾くとベタベタとした感触に変わるため、ベタベタとした感触が苦手な方や強いヌルヌル感が苦手な方にはおすすめできません。
また、グリセリンが主な成分になっており、愛液に近い粘度のサラサラとした温感ローションもあります。
流れやすいのでマッサージ用にはあまり向いていませんが、膣の濡れが不十分な場合に使用する場合にぴったりです。
粘度が低いので乾いてきてもベタベタしにくくなっています。
おすすめ温感ローション7選!
温感ローションには様々な商品が販売されていますが、今回は「温感の持続力」「肌への優しさ」「粘度」の3つの視点から総合的に判断し、おすすめの温感ローションをピックアップしました。
それぞれの特徴や魅力のポイントを比較して、好みの温感ローションを探してみてください。
1、LUVEB 温感ローション
「LUVEB 温感ローション」は、グリセリン・シリコンオイルを主成分とした温感ローションです。
グリセリンは植物由来なので、肌に優しくきつい匂いもありません。
グリセリンベースの温感ローションですが、シリコンオイルを配合することで乾きにくくなっているため、長時間のプレイにも使用可能です。
LUVEB 温感ローションは、手のひらに出して数秒摩擦すると、徐々に温かくなっていきます。
およそ35℃という人肌に近い温度に温まるので、体への馴染みが良く違和感や不快感を感じにくいのが特徴です。
オイルが配合されているので「油っぽいのでは?」「洗いにくそう…..」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、「LUVEB 温感ローション」は非常に水切れが良いため、水だけで洗い流すことができます。
ティッシュで拭いただけでもベタつきが残らず、しっかりと拭き取ることができるので、ローションを使った後の落としにくさや、ベタつきが気になる方も快適に使用できる温感ローションです。
在庫切れを頻繁に起こしやすい人気の温感ローションなので、見かけた時はすぐに購入することをおすすめします。
LUVEB 温感ローション
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2、リューブゼリーHOT
「リューブゼリーHOT」は、グリセリンを主成分とした水溶性の温感ローションです。
ローションには香りがつけられている商品も多いのですが、「リューブゼリーHOT」は無臭となっているので、匂いに敏感な方も安心して使用することができます。
また、全国の産婦人科で販売されるほど信頼性が高い温感ローションなので、商品の安全性にこだわりたい方にぴったりです。
「リューブゼリーHOT」は水分に反応してローション自体が温かくなります。
使用する際は、指や手のひらに出してから数秒摩擦して温めてください。
愛液の水分に反応するとより温かくなるので、特に挿入中にローションの温感を感じることができます。
「リューブゼリーHOT」はハチミツくらいの硬さで少し粘度が高めなので、洗う時は軽く擦り洗いしてください。
また、「リューブゼリーHOT」が入っている容器はシンプルで、化粧品のような見た目になっています。
容器にいやらしさは全くないので、安心して部屋に置いておけるのも魅力です。
リューブゼリーHOT
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3、アストログライド ウォーミング2.5oz
元NASAの科学者が開発したローション、「アストログライド ウォーミング2.5oz」。
医療用のローションとしても日本で認められている安全性の高い温感ローションです。
「アストログライド ウォーミング2.5oz」はネット上の口コミで「サラサラ系」「ベタつかないのが良い」と言われており、粘度の高いローションが苦手な人に人気があります。
ローションというよりはオイルのような質感ですが、水溶性の温感ローションです。
愛液に近い粘度なので、濡れが不十分な時や前戯に使用するのがよいでしょう。
サラサラとした質感なので長時間プレイしていると流れ落ちてしまいますが、その都度足していけば問題ありません。
短~中時間で落ちてしまうという点はデメリットである反面、ベタつかず落としやすい点はメリットとなっています。
また、「アストログライド ウォーミング2.5oz」は手のひらに出して摩擦していると徐々に温かくなっていくので、体につける前にしっかりと摩擦して温めてから使いましょう。
アストログライド ウォーミング2.5oz
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4、Love m Jell ~ラブミージェル~
「Love m Jell ~ラブミージェル~」は、業界初の化粧品認可を受けている温感ジェルです。
主な美容成分として保湿力に優れるアロエベラ葉エキス、アカヤジオウ根エキス、オタネニンジン根エキスなどが配合されています。
化粧品認可を受けているだけあって、美容成分が黄金比率で配合されており、肌に良い点は「Love m Jell ~ラブミージェル~」の最大の特徴です。
また、夜活に欠かせないアルギニンやエステサロンでも用いられるバニリルブチルなども配合されており、女性に嬉しい成分が盛りだくさん。
温感はじんわりと持続し、徐々に体温と同じくらいの温度になるので、使用している途中で冷たくなることはありません。
オナニーやパートナーとのラブタイムを楽しみながら、美肌効果にも期待できる温感ローションを選ぶなら、「Love m Jell ~ラブミージェル~」がおすすめです。
ローションには男性が使うことを想定したような見た目の商品が数多くありますが、「Love m Jell ~ラブミージェル~」は「女性向け」のイメージが強い商品。
配合成分も容器も女性が嬉しいポイントがたくさん詰まった温感ローションです。
Love m Jell ~ラブミージェル~
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5、絶対イカせるローション じんわりホットタイプ
「絶対イカせるローション じんわりホットタイプ」は業界初の「利尻昆布」を配合した温感ローションです。
利尻昆布を配合しているだけあって、体毛への美容効果が期待でき、アンダーヘアのケアにもおすすめのアイテムとなっています。
さらに美容成分としてビタミンC誘導体も配合しているので、オナニーやセックスをしながら美容ケアもできるという優れものです。
絶対イカせるローション じんわりホットタイプは肌に優しい水溶性で、使用後は水洗いでしっかりと落とすことができます。
ローションを使った後のシャワータイムにローションがすんなりと流れず、ベタベタ・ヌルヌルするのが苦手な方も、「絶対イカせるローション じんわりホットタイプ」ならすんなり落ちるので不快感を感じることはほとんどありません。
質感はねっとりとしていますがベタつきは少なく、使いやすいのが特徴です。
温感はじんわりとしたささやかな温かさですが、肌に付けた時にヒヤッとしないのは嬉しいポイント。
肌に優しくて粘度が高めのローションを探している方にぴったりの温感ローションです。
絶対イカせるローション じんわりホットタイプ(180ml)
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6、ペペウォームマッサージゼリー
「ペペローション」でお馴染み、温感タイプの「ペペウォームマッサージゼリー」は、肌に優しい水溶性の温感ローションで、肌につけた時のひんやり感がないのが特徴です。
保湿成分が配合されているので長時間うるおいがキープされ、ローションが乾きにくくなっています。
また、温感効果があるのでマッサージに最適。
全身のマッサージはもちろん、ゆっくり前戯を行う時にも活躍します。
肌に手のひらを滑らせ、時々圧を加えながらマッサージすれば、まるでエステサロンでマッサージされているかのような心地よさを味わうことができます。
ハチミツのような質感のローションは広範囲に伸びるので少量でもしっかりと潤いますが、より潤わせたい時には追加でローションを足してみてください。
ちなみに「ペペウォームマッサージゼリー」は、シーツやバスタオルに付着してもそのまま他の洗濯物と洗うことができます。
使ったあとの処理がしやすいのは嬉しいポイントです。
水溶性で水に馴染みやすいローションなので、お風呂でも使用することができます。
お風呂で使用した場合はその場で洗い流せるので、後片付けの手間がない方法で使用したい方におすすめです。
ペペウォームマッサージゼリー
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7、ONDO! 温感ローション
「ONDO! 温感ローション」は、ベタつきを抑えたサラサラ系の温感ローションです。
肌に優しいグリセリンを使用しているので、肌が弱い方も安心して使用することができます。
ネット上の口コミでは、ねっとりとした粘度を持つローションが苦手な方からの人気が高い温感ローションとなっています。
質感はオイル感が強く、さらっとしているのが特徴です。
質感を割合で表すとしたら、オイル9に対して粘度1。
オイル系のサラサラ質感に、潤滑サポートとして粘度が少し加わっています。
また、少量でもしっかりとローションが温まり、ぬくもりは適度にキープされるので、冬場に使用してもローションが冷えて寒い思いをすることはほとんどありません。
オイリーな性質を持っていますが、使用後はティッシュで拭くだけでしっかりと落とすことが可能。
ベタつきが残らないので、オナニーをしたあとにわざわざシャワーを浴びるのは面倒臭いという時にも活躍します。
ONDO! 温感ローション
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じんわりと温まる温感ローションで興奮度を高めよう!
温感ローションは、冷たくない、びっくりしない、心地良いなどのメリットがあります。
じんわりと温かいので、オナニーやセックスだけでなく、全身のマッサージにも使用することが可能です。
ローションが冷たいとヒヤッとして驚いたり、異物が付着しているかのような不快感を感じたりしますが、温感ローションは人肌に近い温度になっているため、不快感を感じにくくなっています。
ただ、温感ローションならどれでも良いというわけではありません。
温感の持続力、肌への優しさ、粘度など商品によって特徴が異なるので、好みに近いものを見極める必要があります。
この記事を参考にして、好みに近い温感ローションを探してみてください。
ディルドやバイブなどのアダルトグッズを温かい状態で使いたい場合は、温感ローションを使用するほかにも、「ディルド自体を温める」「温感機能が搭載されたディルドやバイブを使用する」などの方法があります。温かい状態でディルドやバイブを使いたい人は以下の記事を参考にしてみてください。